養豚事業
戦後、荒地を開拓し無我夢中で始まった養豚事業。
昭和58年より山形県酒田市の平田牧場と提携し、栃木県産「平牧三元豚」の生産を開始し今では6農場で年間約3万2千頭出荷しています。
品種による違い。
平牧三元豚は3つの品種の豚を掛け合わせた「三元交配豚」です。
三元豚の母は、健康で子供をたくさん産む「ランドレース(L)」と丈夫で肉にサシが入る「デュロック(D)」を掛け合わせた品種で、父は、旨さと肉質きめ細かさの良い黒豚「バークシャー(B)」です。
品種系統の明らかな3種類の豚を掛け合わせることで、最高といわれるもち豚(LDB)を実現することができました。
餌の違い。
子豚の時は健康づくり、肥育期には良い肉質づくりを考えて、独自設計の指定配合を食べています。
安全性を第一に考え遺伝子組み換えのしていない種子で、収穫後の農薬を使用しない(PHF)トウモロコシと大豆粕を使用。更に大麦とお米を入れた事により肉本来の旨みが広がり、臭みのない自然な味わいとなっています。
肉骨粉などの動物性たんぱく質を含まない、植物性中心の飼料。減反田や休耕田で作った飼料用米をエサに加え育てるなど、徹底的なこだわりで、「こめ育ち豚」として高い品質を保っています。
美味しさだけでなく、日本の国土を守っていくことも平牧三元豚の仕事です。
肥育期間の違い。
豚を育てる環境も、豚にとって快適な飼育空間作りを配慮しています。
通気性のよい開放豚舎で、平牧三元豚はストレスを抱えることなくのびのびと育てられます。
- 一般的な豚の肥育期間より長い約200日間かけて、平牧三元豚は仕上がります。
- 肉の味を左右する脂のあっさりとしていてコクのある甘さが定評です。
- 肉の繊維はきめ細かく、しっかりとした弾力があります。
均一な品質を保ちつづけることができるのが、ダントツの豚肉と称されるのにふさわしい平牧三元豚。飼育者の熟練した豚を見る目と、惜しみない肉質への探究心。
平牧三元豚は常に進化しています。
養豚生産者のご紹介
①宮崎農場 |
②今市ファーム |
③齊藤農場 |
④長谷川農場 |
⑤喜連川ファーム(高原本場) |
⑥喜連川ファーム(那須農場) |